こんにちは、鉄道好きの2人の子どもの育児に奮闘しているゆ~パパです。上記のようなお悩みを解決できる記事を書きました。
わが家は「鉄道 新訂版 - 講談社の動く図鑑MOVE」
と「小学館の図鑑NEO 鉄道 DVDつき」
のどっちを買うか悩みました。結果的に2冊とも買うことになったので、買ってみた感想をそれぞれ紹介します。
「価格」、「図鑑の見やすさ」、「図鑑の分かりやすさ」、「DVDの面白さ・良さ」、「調べやすさ」で比較しています。以下を参考にして下さい。
1.価格
(1)「鉄道 新訂版 - 講談社の動く図鑑MOVE」定価:2,200円(税込)
(2)「小学館の図鑑NEO 鉄道 DVDつき」 定価:2,200円(税込)
「講談社の動く図鑑MOVE」・「小学館の図鑑NEO」よりも600円高い「学研の図鑑LIVE」について紹介した記事はコチラ↓
2.図鑑の見やすさ
(1)「鉄道 新訂版 - 講談社の動く図鑑MOVE」
①キレイで、カッコ良い!
- 「動く図鑑」というコンセプト通り、今にも動き出しそうな躍動感のあるカッコ良い、キレイな写真が多いので、のめりこむ
- カッコ良い特急が、最大限カッコ良く見えるような写真がセレクトされている
②とにかく見やすい
- 大きな写真、小さな写真のメリハリが利いている。写真が上手にレイアウトされていて、図鑑と言うよりも雑誌のようで、子どもが楽しく見ることが重視されている
- 魅せることにこだわって図鑑が構成されているので、子どもがハマって見る
(2)「小学館の図鑑NEO 鉄道 DVDつき」
①鉄道の写真
- ページ内の電車は(基本的には)同じサイズで、均等にレイアウトされている
- シンプルなレイアウトで、見やすい
②鉄道の周りの背景がカットされている
- 鉄道の周りの風景や背景がカットされている写真が多い。風景や背景に鉄道がかすむことなく、鉄道だけがキレイに掲載されている。
3.図鑑の分かりやすさ
(1)「講談社 MOVE」
①並び方(章立て)
- 「新幹線」→「特急(観光列車含む)」→「普通電車」→「さまざまな鉄道(ディーゼルカー、新交通システムなど)」
- 新幹線の並びが、北から順番や南から順番などではないため、子どもに「こまちはどこに載ってる?」と聞かれたときに、新幹線のページを順番にめくって、見つかるまでめくらなければならない
- 特急・普通電車とも、「地方ごと」にまとめられているが、JRと私鉄が混在しているので、パッと見つけにくい
②特急の最高時速が分かる(「小学館 NEO」には載っていない)
③写真が分かりやすい
- 字が読めない子には「講談社 MOVE」がおすすめ:写真が大きい
(2)「小学館NEO」
①並び方(章立て):電車が体系的に配置されている
- 「新幹線」→「特急」→「観光列車」→「普通電車」→「地下鉄」→「ディーゼルカー」→「機関車・客車・貨車など」→「いろいろな鉄道」の順に章立てして配置されている
- 特急の中で、「JR」→「私鉄」。普通電車の中で、「JR」→「私鉄」。の順に配置されているので、一貫性があって分かりやすい。
- 北海道から始まり、北から南へ順番に各地の鉄道が配置されいているので、分かりやすい
②鉄道紹介
- 必ずページの左下にデータの見方が書かれているので、「この数字は何?」と気になったら、左下を見ると、「走行距離だな」のように、すぐにデータを読み取れる(「講談社 MOVE」はデータの見方が書かれていないページがある)
- シンプルなレイアウトで、見やすい
- 掲載されている新幹線・特急・普通・その他の電車や、解説の詳しさ・分かりやすさ、には両図鑑に差はありません。
- 一定のルールにのっとって配置・レイアウトされているので、その法則が分かる年齢(小学生?)になれば、「小学館 NEO」の方が分かりやすく読めると思います。
4.DVDの面白さ・良さ
(1)「講談社 MOVE」
①NHKの映像
②ナレーション
- 「ですます調」の丁寧な、きれいな言葉遣いで話してくれるので、子どもが真似をしても安心
③解説
- 各鉄道の名前、形式、どこを走っているかなどの解説の詳しさ・分かりやすさに「講談社 MOVE」と「小学館 NEO」の間に差はない。どちらも素晴らしい。
- まだ字が読めない3歳の子でも、耳で聞いて電車の名前と特徴を覚えることができる
- 「東京から博多まで1100km」など詳しい知識を身につけることができた
④鉄道以外の図鑑に興味を持つ
- 本編が終わった後に、鉄道以外の図鑑を紹介するプロモーションが流れるが、プロモーションも最後まで見ていた。深海の生き物、古代文明の不思議、などの難しい言葉を覚えた。
- 動物図鑑や昆虫図鑑のプロモーション映像を見て、「次は昆虫の図鑑が欲しい」「次は動物の図鑑が欲しい」とせがむようになり、買ってあげると、鉄道図鑑と同じように、食い入るようにDVDを見て、図鑑もめくるようになった。鉄道以外にも興味を持たせてくれた。
(2)「小学館 NEO」
②クイズ形式で進む「クイズ!鉄道王は君だ!」
- 「在来線で一番速い特急電車は何か?」などクイズを通して知識を身につけることができる
- トリビア的な少しマニアックなクイズも出題されるが、何度も見ると、答を覚えるので、マニアックな知識も身につけることができる
- 解説を見て聞くだけだと子ども集中力が切れてくる心配があるが、クイズが出てくることで、メリハリがついて見飽きない
③ナレーション・セリフ
- 子どもに話しかけるように、優しい話し言葉で話してくれるので、親しみやすい
- NHKの映像はとにかくキレイで、見やすく、分かりやすく、ハイクオリティ
- ナレーションのキレイな話し言葉を子どもが真似して、キレイな話し言葉を習得したので、感謝しかありません
- どハマりして、1日に8回はDVDを見たので、ナレーションを完コピしました。新幹線・電車が映ると、丸暗記した解説を話すようになり、飛躍的に鉄道の知識が増えました。
5.調べやすさ
(1)「講談社 MOVE」
図鑑の最後に「さくいん」(索引)のページがあり、「列車名」と「路線名」と「車両形式」と「おもな用語」から検索できる
(例1)子どもに「しまかぜ はどこ走ってるの?」と聞かれたとき
- 「さくいん」の「列車名」の索引からアイウエオ順で探すと、「しまかぜ・・・64」と書かれているので、すぐに「しまかぜ」のあるp.64を開いて、子どもに教えることができる
(例2)子どもに「御堂筋(みどうすじ)線はどこに載ってるの?」と聞かれたとき
(2)「小学館 NEO」
図鑑の最後に「さくいん」(索引)のページがあり、「用語解説」と「鉄道会社別車両」と「列車名・愛称」から検索できる
(例1)子どもに「しまかぜ はどこ走ってるの?」と聞かれたとき
- 「さくいん」の「列車名・愛称」の索引からアイウエオ順で探すと、「しまかぜ 62」と書かれているので、すぐに「しまかぜ」のあるp.62を開いて、子どもに教えることができる
(例2)子どもに「御堂筋(みどうすじ)線はどこに載ってるの?」と聞かれたとき
- 「路線名」による検索がないので、「鉄道会社別車両」で調べることになる
- 御堂筋線の鉄道会社が、「大阪市高速電気軌道(オオサカメトロ)」であること、「御堂筋線が30000系」であることを知っていたら(実際は知らないから調べたいのだが(泣))、ページを開いて子どもに教えることができる
- 実際には、子どもが興味を持って調べたいと思ったり、パパママに聞いてくる路線は、どの鉄道会社か分からないことが多いので、NEOの索引から調べるのは不可能だと思った
- 興味を持った電車や、知らない電車を知りたいと思った時に、さくいんを使えば簡単に、その電車が載っているページを開けるので、「講談社 MOVE」の方が調べやすいです。
6.総合評価
総合評価は「鉄道 新訂版 - 講談社の動く図鑑MOVE」の勝利としましたが、わが子は「小学館の図鑑NEO 鉄道 DVDつき」ものめりこんで見ていました。鉄道好きの子は1冊だけでは物足りなくなり、別の図鑑を欲しがるので、結局2冊買うことになると思います。
まとめ
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。